「手数料が安いクラウドソーシングサービスはどこ?」
「振り込み手数料も気になる」
上記のようにお考えではないでしょうか。
本記事では、大手クラウドソーシングサービス(クラウドワークス、ランサーズ、ココナラ)で手数料・振り込み手数料が安いのはどこか、どこを利用するのがお得か解説しています。
結論から言うと、高額案件はクラウドワークス、10万円以下はランサーズが基本的には手数料が安いです。
振込手数料は、3,000円以上で振込手数料が無料のココナラが最も安いです。
案件の金額や利用用途によってどこを利用するのがいいか異なるため、詳しくは本文をご覧ください。
大手クラウドソーシングの手数料はどこが安い?
発注手数料
発注手数料はクラウドワークスが無料で最も安いです。
サービス名 | 発注手数料 |
---|---|
クラウドワークス | 無料 |
ランサーズ | 契約金額の5.5%(税込) |
ココナラ | 契約金額の5.5%(税込) |
※クラウドワークスのコンペのキャンセル手数料、タスク保証料は例外
受注手数料
クラウドワークスは金額により受注手数料が5%〜20%に変動します。
ランサーズの受注手数料は一律16.5%、ココナラは一律22%です。
以下、大手クラウドソーシングサイトの受注手数料を表にまとめました。
サービス名 | 金額 | 受注手数料 |
---|---|---|
クラウドワークス | 20万円超部分 | 5% |
10万円 〜 20万円部分 | 10% | |
10万円以下部分 タスク形式 | 20% | |
ランサーズ | 指定なし | 一律16.5% ※2022年10月1日以降 |
ココナラ | 指定なし | 一律22% |
源泉徴収に関しては、国税庁のホームページをご参照ください。
▼源泉徴収が必要な報酬・料金等とは(国税庁HP)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2792.htm
それぞれ詳しく見ていきましょう。
クラウドワークスの手数料は5%〜20%
クラウドワークスの手数料は、契約金額によって変動します。
応募画面で契約金額(税抜き)を入力すると、実際に受け取る金額が分かるので便利です。
- 20万円超部分:5%
- 10万円 〜 20万円部分:10%
- 10万円以下部分:20%
- タスク形式:20%
(例)契約金額が1,000円(税抜)の場合
【具体例】
契約金額(税抜):1,000円
契約金額(税込):1,100円
システム利用料(税込):- 242円
源泉徴収額:– 0円
ワーカー受け取り金額:858円
ランサーズの手数料は一律16.5%
ランサーズの手数料は、2022年10月1日、一律16.5%に改訂されました。
プロジェクト方式、コンペ方式、タスク方式、時間報酬、月額報酬、パッケージのすべての方式が対象です。
ココナラの手数料は一律22%
ココナラの手数料は、電話相談サービスを除き一律で22%です。
- 販売時の手数料がかかる対象は、同一のトークルーム内で購入者より支払われたサービス価格、有料オプション 、おひねり(いずれもサービス手数料を除く)
- 販売時の手数料額は、小数点第一位が四捨五入で計算
- 販売時の手数料に対して消費税10%がかかる(販売時の手数料20%×1.1=税込手数料22%)
▼電話相談サービスの手数料については以下リンクをご覧ください。
【電話】出品者の売上金と通話料について – ココナラヘルプ
振込手数料はココナラが安い
振込手数料は以下です。
サービス名 | 銀行 | 振込手数料 |
---|---|---|
クラウドワークス | 楽天銀行 | 100円(税込) |
他行 | 500円(税込) | |
ランサーズ | 楽天銀行 | 110円(税込) |
他行 | 550円 | |
ココナラ | 指定なし | 3,000円以上:無料 3,000円未満:160円 |
クラウドワークスは楽天銀行がお得
クラウドワークスの振込手数料は以下です。
- 楽天銀行:100円(税込み)
- 他行:500円(税込み)
出金金額が1,000円に満たない場合は、キャリーオーバー(繰越し)されます。
クイック出金は、530円より出金が可能です。
ランサーズも楽天銀行がお得
ランサーズの振込手数料は以下です。
- 楽天銀行:110円(税込み)
- 他行:550円(税込み)
出金方式を選択可能。
初期設定では、キャリーオーバー方式(繰り越し)になっています。
ココナラは3,000円以上だと無料
ココナラは、売り上げ金額が3,000円以上の場合、振込手数料無料です。
売り上げが3,000円未満だと、振り込み手数料が160円かかります。
【案件金額別】おすすめクラウドソーシングサイト
「結局手数料はどこが安いの?」という方向けにどこがおすすめか表にまとめました。
案件の金額 | 楽天口座 | おすすめ |
---|---|---|
高額案件が中心 | あり/なし | クラウドワークス |
10万円以下の案件が中心 | あり/なし | ランサーズ |
少額案件で挑戦してみたい | あり | ランサーズ |
なし | ココナラ | |
少額案件中心かつ毎月振込 | あり/なし | ココナラ |
高額案件がメインの場合
案件の金額が高い人は、クラウドワークスがおすすめです。
20万円超部分の受注手数料が5%と安いので、手取りの金額が増えます。
10万円以下の案件が中心の場合
10万円以下の案件が中心の場合、ランサーズがおすすめです。
一律16.5%と受注手数料が安いです。
少額案件が中心の場合
少額案件が中心の場合、基本的にはランサーズが安いです。
ただし、楽天口座がない場合や、毎月少額で振込したいという場合は、振込手数料が3,000円以上無料のココナラがおすすめです。
関連記事
以下記事では、手数料以外も含めて総合的に比較しています。
参照リンク
ワーカーシステム手数料【クラウドワークス】
【共通】振込手数料について【クラウドワークス】
【クライアント】源泉徴収について【クラウドワークス】
契約金額・ランサー手取り 計算ツール | クラウドソーシング「ランサーズ」
システム手数料改定のお知らせ | クラウドソーシング「ランサーズ」
消費税率改定に伴う2019年10月1日以降の消費税の取り扱いについて | クラウドソーシング「ランサーズ」
販売時の手数料について – ココナラヘルプ
サービス手数料について – ココナラヘルプ